2019年02月28日
最近は冬だけでなく、1年を通して悩まれている方も多い「冷え」。
実はこの「冷え」が、つらい肩こりの原因の1つになっているかもしれません。
そこで今回は、冷えと肩こりが関係している理由と今すぐできる冷え対策をご紹介します!
冷えと肩こりの関係

私たちの体は、血液によって全身に栄養や酸素が運ばれています。
その血液を全身に届けているのが、筋肉のポンプ(収縮)作用です。
しかし、体が冷えると筋肉は硬くなってしまい、筋肉のポンプ作用が機能しにくくなるため、血液がスムーズに身体の隅々まで行き渡りにくくなります。(血液循環が悪いという状態)
血液循環が悪くなると、全身に十分な栄養や酸素が運ばれなくなり、疲労物質も蓄積してしまうため、肩こりを引き起こすのです。
さらに、血液循環が悪くなると、冷えもひどくなるという悪循環に。
そのため、冷えを防ぎ、身体を温め、血液循環を良くすることが大切です。
今日からできる冷え対策3つ!
血液循環を良くするためには何をしたらいいの?という方のために、今日から始めることができる「冷え対策」3つをご紹介します!
(1)適度な運動を行う

血液循環を良くするためには、適度な運動を続けることが大切です。
特におすすめなのが、「歩くこと」。
通勤時に一駅前で降りて歩いたり、エレベーターに乗らず階段を使ったり、日常の中に歩く習慣を取り入れることで、無理なく続けることができます。
また、なかなか歩く時間が取れない方には「スクワット」もおすすめです。
スクワットはバランス良く足の筋肉を鍛えることができるため、筋肉のポンプ作用の働きを良くしてくれます。
(2)入浴

普段、湯船にはしっかり浸かっていますか?
身体を温め、筋肉を緩めてくれる入浴は、血液の循環も良くなるため、冷え解消に効果的です。
肩こりがひどい時は、半身浴ではなく首までしっかりお湯につかる全身浴がおすすめ。
冷えが特に気になる方は、保温系の入浴剤を使用することで、温まりやすく、お風呂から出た後も温かさを保ちやすくなりますよ。
(3)マッサージをする

自分でマッサージを行う場合、しっかり行いたいのが「ふくらはぎ」のマッサージ。
ふくらはぎは第2の心臓とも言われ、足に溜まった血液を心臓に戻す役割があるのです。
そのため、ふくらはぎのマッサージを行うことで血液の循環はとても良くなります。
お風呂上りや、身体の冷えを感じる時は、積極的に行ってみてください!
また、セルフケアにプラスして、定期的にお店などで全身のマッサージなどを受けメンテナンスをすると、お体を良い状態に保ちやすくなりますよ。
まとめ
肩こりがひどく、なかなか改善しないという場合は「冷え」が関係しているかもしれません。
また、冷えて筋肉が硬くなると、肩こり以外にも腰痛やむくみなど、様々な不調の原因になります。
冷え対策、ぜひ取り入れてみてくださいね。