テレワークで腰痛に?!
2020年04月2日
新型コロナウイルスの感染拡大とともに「テレワーク」という働き方が広まっています。
しかし、いざテレワークを始めてみると、腰痛などの不調が出てきた…とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、テレワークで腰痛になる原因と対策をご紹介します。
作業用ではないデスクと椅子|テレワークで腰痛になる原因①
会社で普段使用しているデスクや椅子はデスクワーク用のため、長時間作業しても身体への負担はそこまで大きくありません。
しかし、自宅での仕事では、リビングの机を使用したり、床に座ってテーブルで行なっている…という方も多いかと思います。
作業用ではないデスクや椅子での長時間の作業は、姿勢も悪くなりやすく、知らず知らずのうちに身体の負担となっていることも。
徐々に蓄積された負担が、腰の痛みとなって現れてくるのです。
対策
デスクや椅子を揃えることができれば良いですが、なかなか現実的ではないですよね…
そんな時は、骨盤を立て、姿勢を良くして座ることを意識しましょう!
座っている時は、お腹に力を入れ、背すじを伸ばすようにするのがポイント。
また、作業中もこまめに立ち上がり、ストレッチや身体を動かすのもオススメです。
運動不足|テレワークで腰痛になる原因②
テレワークになると、通勤や昼食時の外出、オフィス内外の移動など、普段は意識していなかったことが意外と「運動」になっていたことに気づかされます。
自宅での仕事になり、運動量が減ると筋力は一気に低下します。
筋力が低下すると、正しい姿勢を保つことが難しくなり、全身の血液の流れも悪くなってしまいます。
血液循環が悪くなると身体は冷えやすく、筋肉も硬くなり、そこから腰痛につながることも。
対策
テレワークでは、自ら運動をしなければ運動量を増やすことは難しいです。
通勤にかかっていた時間にウォーキングをしたり、簡単な筋トレをしたり、意識して身体を動かすことが大切です。
最近では、YouTubeなどでヨガや自宅でのトレーニングをアップしている方も多いです。
何をして良いかわからない…という方は、動画などを参考にしてみてもいいかもしれません。
体重の増加|テレワークで腰痛になる原因③
外に行けないので食べることしか楽しみがない…
家にいるとついつい食べてしまう…
なんてことはありませんか?
運動不足も重なり、気がつくと「ちょっと太ったかも…?」なんてことに。
体重が増加すると、身体を支えるための筋肉の負担が増えます。
さらに、体重増加は筋肉だけでなく、椎間板にも負担がかかるため、腰痛が出やすくなってしまうのです!
対策
食事の量を気をつけたり、間食が増えている方は間食の内容にも注意してみましょう!
また、運動量が減っている時は、以前と同じ量を食べていても体重は増加しやすいです。
1日の活動量に合わせた摂取カロリーを考えてみましょう。
まとめ
テレワークで腰痛になる原因と対策をご紹介しました。
作業環境を変えるのは難しいですが、姿勢や運動、食事は意識することで変えることができます。
テレワークになって腰痛が出てきた…という方は、当てはまるものがないか思い返してみてください。